2024年11月22日、滋賀県守山市立吉身小学校の創立50周年記念行事に、PoiGraphicsから2名で出演しました。記念式典のあと、10:00〜11:00の枠でのパフォーマンスショーです。
観客は全校児童と保護者を合わせて約600名。会場は遮光の効く大ホールでした。この記事では、1時間の枠を2名でどう組み立てたかを、会場条件とあわせて書きます。周年記念行事の実行委員会やPTAの方が、発注前に中身を判断できる材料として残すものです。
案件の概要
| 実施日 | 2024年11月22日 |
|---|---|
| 会場 | 滋賀県守山市立吉身小学校(大ホール) |
| 行事名 | 創立50周年記念行事(記念式典後のアトラクション) |
| 時間帯 | 10:00〜11:00(60分枠) |
| 観客 | 全校児童+保護者 約600名 |
| 出演 | Ike(池田優輝)/ちぇん の2名 |
| 内容 | LEDパフォーマンス/ジャグリング/マジック/アクロバット/ポイ体験 |
| 仕込み | 前日入り/約3時間の場当たり・打ち合わせ |
周年記念行事でパフォーマーを呼ぶとき、担当者が不安になる3点
学校の周年行事でパフォーマンスを検討するとき、実行委員会から実際によく挙がる懸念は次の3つです。
- 1時間という枠を、少人数で本当に持たせられるのか
- 低学年から保護者まで年齢幅が広く、全員の集中が続くのか
- LEDは暗くないと見えないのでは。日中の行事で成立するのか
この案件はその3点すべてに当てはまる条件でした。以下、実際にどう処理したかを順に書きます。
遮光の効くホールなら、朝10時でもLEDは成立する
開演は午前10時。屋外なら成立しない時間帯ですが、吉身小学校のホールは遮光が完全に効く構造だったため、LED演目を制約なく組めました。
LEDパフォーマンスの見え方を決めるのは時間帯ではなく、会場を暗くできるかどうかです。体育館の場合は窓の面積が大きく、暗幕を入れても完全暗転にならないケースが多い。一方で講堂・ホール形式の会場は、もともと舞台照明を前提に設計されているため、日中の行事でも夜と同じ絵が出せます。
会場がホールか体育館かで、提案できる構成が変わります。ご相談の段階で会場種別を教えていただければ、その会場で成立する構成を前提にお見積りします。
1時間をどう組み立てたか
当日はLEDパフォーマンス・ジャグリング・マジック・アクロバット・ポイ体験の5要素を組み合わせ、転換のための中断を入れずMCでつなぐ一本構成にしました。実演部分の合計は約54分。60分枠に対して、入退場と客席の反応で伸びる分を差し引いた設計です。
1演目は2〜4分で切り替える
この日、1つの演目が5分を超えることはありません。おおむね2〜4分で次に移り、その間に短いMCを挟みます。
小学校の全校行事は、低学年と高学年、さらに保護者が同じ客席にいます。集中が続く長さは学年によって違うので、1演目を長く見せる構成は必ずどこかの層を取りこぼす。短い演目を積み重ねる形にすると、どの層も「次に何が来るか分からない」状態のまま最後まで進みます。
同じ系統の演目を続けない
もう一つの軸が、演目の種類を連続させないことです。LEDで始め、ジャグリングやマジックを挟み、中盤にアクロバットと体験パートを置き、終盤で再びLEDに戻す。同じ系統が続くと、技の難易度が上がっていても「さっきと同じもの」に見えてしまうためです。
系統を分散させておくと、どれか一つが刺さらなかった層にも別の入口が残ります。600名規模で年齢幅が広いほど、この効き方が大きくなります。
児童代表を舞台に上げたポイ体験
中盤に、児童代表を舞台へ上げて実際にポイを回してもらう体験パートを5分取りました。
600名規模で全員参加型は成立しません。代表者を上げる形にすると、舞台上の1人を客席の全員が見るという構図になり、会場が一つの方向を向きます。見ているだけの時間が続いた中盤に、客席から人が出ていくという変化を入れる意味もあります。
この体験パートは、人数・学年・上げ方を事前に主催者側と決めておく必要があります。当日その場で指名する形にすると、進行が読めなくなるためです。
前日に入り、3時間の場当たりを取った
今回は横浜から車で前日に滋賀へ入り、本番前日に約3時間の会場チェックと打ち合わせを行っています。
周年記念行事は、式典と進行が分単位で組まれています。パフォーマンス側の都合で押すことが許されない現場です。加えてLED演目は照明の落とし方一つで見え方が変わるため、暗転のタイミングと明転の戻し方を会場側と共有しておかないと、当日の一発勝負になります。
前日入りの分だけ費用は上がりますが、記念行事のように「やり直しのきかない1回」については、事前に場当たりを取る前提でご提案しています。
同じ条件で組むなら
500〜800名規模の全校児童+保護者、ホール会場、式典後の1時間枠。この条件であれば、今回とほぼ同じ形が再現できます。
- 出演2名/実演 約50分/転換なしの一本構成
- LED・ジャグリング・マジック・アクロバットを2〜4分単位で交互に配置
- 中盤に児童代表の体験パートを1回
- 前日または当日午前に場当たり
体育館で完全暗転が取れない場合は、LEDの比率を下げてジャグリング・マジック・アクロバット中心に組み替えます。会場の暗転条件を先に教えていただければ、成立する構成でお出しします。
- 体育館でもLEDパフォーマンスはできますか?
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可能ですが、暗幕の有無で見え方が変わります。完全暗転が取れない場合はLEDの比率を下げ、ジャグリング・マジック・アクロバットを中心に構成し直します。事前に会場の窓・暗幕の状況をお知らせください。
- 1時間の枠を埋めてもらえますか?
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可能です。今回の吉身小学校では実演約54分の構成で60分枠に対応しました。30分・45分・60分いずれの尺でも、演目数と体験パートの有無で調整します。
- 低学年の児童でも最後まで見ていられますか?
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1演目を2〜4分に区切り、演目の系統を交互に入れ替える構成にしています。LED・ジャグリング・マジック・アクロバットと種類を散らすことで、集中の続く長さが違う学年が同じ客席にいても成立します。
- 遠方でも出張できますか?
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可能です。今回は横浜から滋賀県守山市まで車で出張し、前日入りで対応しました。距離に応じた交通費・宿泊費は別途お見積りに含めます。
周年記念行事のご相談について
会場・人数・枠の長さが決まっていれば、その条件で成立する構成をお出しします。予算が先に決まっている案件が多いため、料金の目安は先にご確認いただくとスムーズです。

