2022年9月17日、ザ・プリンスパークタワー東京で行われた結婚式披露宴に、LEDパフォーマンスで出演しました。名義はPoi Graphicsのオリジナルメンバー Clau Solas(クラウソラス)。池田優輝とビーノの2名体制です。
この日のご依頼は、ただ光のショーを見せるというものではありませんでした。披露宴の進行そのものに組み込まれた3つの演目、そして最後は新郎新婦の再入場カウントダウンまでを光の文字で担当する構成です。台本レベルで文字とタイミングが指定されていた案件なので、ウェディングでLED演出を検討している方にとって、具体的な参考になるはずです。
当日の概要
| 開催日 | 2022年9月17日 |
| 会場 | ザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区) |
| シーン | 結婚式披露宴の余興・再入場演出 |
| 出演 | Poi Graphicsのオリジナルメンバー Clau Solas(2名) |
| 使用道具 | グラフィックポイ(文字・画像を空中に描くLEDポイ) |
| 構成 | 演目1(お祝いメッセージ)/演目2(3つの宛先へのメッセージ)/カウントダウン入場演出 |
| 演舞位置 | 会場後方の余興スペース(新郎新婦の入場扉前) |
演目1:新郎新婦の名前と、ゲストへの呼びかけ
1演目目は、お二人の名前とお祝いの言葉から始まりました。実際に空中へ投影した文字は次の通りです。
- KAZUMA & YURIE
- Happy Wedding!!
- 楽しんでる?
- 楽しんでるよね?
- まだまだ続くよ
- 残さず食べてね!!
- 沢山飲んでね!!
お名前とお祝いの言葉だけで終わらせず、ゲストへの呼びかけを文字にしているのがこの構成の面白いところです。披露宴の中盤、料理と歓談が進むタイミングで「残さず食べてね!!」が光の文字で浮かぶ。新郎新婦からの言葉を、司会者のアナウンスではなく光で届ける形になります。
文字以外の技の構成と、文字を出すタイミングはこちらにお任せいただきました。演目の流れの中で、光の動きが盛り上がったところに言葉を差し込む組み立てにしています。演目が終わったところで、司会者からClau Solasの紹介コメントが入りました。
演目2:会社・友人・家族へ、宛先ごとのメッセージ
2演目目は、ゲストを3つのグループに分けて、それぞれへのメッセージを投影する構成でした。
| 会社の方へ | 全力で頑張ります |
| 友人達へ | 連絡先交換出来た?/まだ時間はあるよ/これからも宜しくね |
| 家族へ | まだ僕たちのお世話は終わりません。/大好きだよ |
さらにこの演目では、当日届く写真をその場でプログラムに組み込むという段取りがありました。会社の方へのメッセージのあとに1枚、友人へのメッセージのあとに1枚。事前に画像が確定しているわけではなく、当日渡されたものを投影データに入れる流れです。
グラフィックポイは、投影する文字や画像を1本ずつプログラムして持ち込む道具です。そのため、当日追加が発生する場合は、現場での作業時間をどこに確保するかが段取りの要になります。この日は披露宴の進行表と照らして、演目の合間に組み込みました。
カウントダウン入場:3・2・1をポイ1本ずつに割り当てる
この日いちばん作り込んだのが、新郎新婦の再入場です。
2演目目のあと、司会者から「これからお二人が入場します」「新婦のカラードレスの色当て予想のサイリウムを各自お持ちください」というアナウンスが入ります。その説明の間に、こちらはカウントダウン用のポイを準備。お二人が扉の外で入場準備を整えたところで、会場全体でのカウントダウンが始まります。
技術的なポイントはここです。グラフィックポイは1本につき1つの投影内容をプログラムするため、「3」「2」「1」「Happy Wedding!!」をそれぞれ別の1本に仕込み、2人が交互に回して繋ぐという組み方をしました。池田が「3」と「1」、ビーノが「2」と「Happy Wedding!!」といった具合です。数字の中にはお二人の写真が入っており、当日届いた変顔の写真が光の中に浮かぶ形になりました。
カウントダウンの声は司会者のみ。3秒前からゆっくり数えてもらい、1まで来たら「せーの!」でゲスト全員が「Happy Wedding!!」と声を合わせます。その掛け声と同時に光の文字が出て、入場曲が鳴り、扉が開く。
そして、この演出には後片付けまで含めた制約がありました。演舞位置である会場後方の余興スペースは、そのまま新郎新婦の入場扉の前です。最後のHappy Wedding!!を投影したら、すぐにその場を離れなければならない。お二人が入場してくる動線を塞ぐわけにはいきません。光の演出を決めて終わり、ではなく、決めた直後に消える動きまでが演目に含まれていました。
この案件から見える、ウェディングでのLED演出の作り方
文字は「名前」だけではもったいない
お二人の名前を光で出す演出はイメージしやすいと思います。ただ今回のように、ゲストへの呼びかけや、会社・友人・家族といった宛先ごとのメッセージまで文字にすると、演目が新郎新婦からの手紙のような役割を持ちます。文字数や枚数は事前のプログラム次第で調整できます。
司会者との連携で、演目が進行の一部になる
この日は、演目間の紹介コメント、色当ての説明、カウントダウンの数え方まで台本で決まっていました。司会者・プランナー・パフォーマーの3者ですり合わせると、余興が単体の出し物ではなく、披露宴の進行そのものに組み込まれます。ご依頼時に進行表をお預かりできれば、こちらから入れどころの提案もできます。
入場・退場と組み合わせる
カウントダウンから入場へ繋ぐ構成は、光の演出が「見せ物」から「合図」に変わる作り方です。ゲストが声を出し、扉が開く瞬間に視線が集まる。余興の枠の中だけで完結させるより、前後の進行と繋げたほうが効果が出ます。
よくあるご質問
- 投影する文字や画像は自由に指定できますか?
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はい。お名前、メッセージ、写真などを事前にプログラムします。今回の披露宴では、当日お預かりした写真を現場で組み込む対応も行いました。ただし直前の追加は現場での作業時間が必要になるため、事前にご相談ください。
- 何名で出演しますか?
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この披露宴は2名での出演でした。演出内容やご予算、会場の広さに応じて人数を調整します。カウントダウンのように投影を連続させる演出は、複数名で交互に回すことで成立させています。
- 披露宴会場のどこで演じるのですか?
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会場レイアウトに合わせて調整します。この日は会場後方の余興スペースで、そこが新郎新婦の入場扉前でもあったため、演出後すぐに退く動きまで含めて組み立てました。事前に会場図をいただければ、立ち位置と動線をご提案します。
- プランナーや司会者との打ち合わせは必要ですか?
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進行に組み込む演出ほど、事前のすり合わせが効きます。この案件では司会者のコメント位置とカウントダウンの数え方まで台本で決まっていました。進行表をお預かりできれば、こちらから入れどころを提案することも可能です。
結婚式・披露宴のLED演出をご検討の方へ
ホテルの披露宴会場での出演実績があり、司会者・プランナーとの進行連携を前提に演出を組み立てます。文字や写真の投影内容、入場演出との組み合わせなど、やりたいイメージの段階からご相談いただけます。見積もりまで無料です。

