グラフィックポイ&LEDジャグリング
| 開催日 | 2021年11月22日(月) |
|---|---|
| 会場 | 品川プリンスホテル メインタワー宴会場(屋内・330㎡) |
| 参加人数 | 約60名(4名掛け×16卓・着席) |
| 演目 | グラフィックポイ(文字・ロゴ表示)/LEDジャグリング |
| ショー時間 | 約15分(3部構成・MC込み) |
| 出演 | PoiGraphics パフォーマー3名+スタッフ1名 |
外資系半導体メーカー様が、取引先である販売代理店(販社)数社の社員さんを招いて開いた懇親・慰労会に、LEDパフォーマンスで出演しました。昼のボウリング大会のあと、同じホテルの宴会場に移って行われたディナーパーティーです。
この案件の特徴は、イベントのキーメッセージと企業ロゴを、光の軌跡で空中に描いたことです。何を・どの順番で・何文字ずつ出すかを、本番の約3週間前から主催者様と詰めていきました。取引先を招く懇親会で余興を検討している担当者の方に向けて、その設計の中身と会場条件をまとめます。
依頼の背景:取引先を招いた懇親・慰労会で「15分」
最初のご相談は、主催企業の広報宣伝部のご担当者様から届きました。内容は「販社数社の社員さんをお招きする懇親・慰労会で、15分程度のパフォーマンスを用意したい」というものです。その後の具体的な調整は、イベントの手配を担っていた旅行会社のご担当者様を窓口に進めました。
2021年11月はまだ感染対策が求められていた時期です。主催者様は、宴会中は席の移動なしの着席スタイル、160名収容の会場を使用率50%以下で使用、消毒と換気を実施という条件で開催を決めていました。客席を回るタイプの余興は使えず、ステージ上だけで会場全体の視線を集められる演目が求められていました。
旅行会社経由の案件では、窓口の方が主催者様の社内打ち合わせに演目の資料を持っていく必要があります。今回も最初のご連絡の当日に「3名で出演する場合のプログラムと演目内容を、細かくなくていいのでほしい」という依頼をいただき、参考動画を添えて構成案をお送りしました。
当日の流れ:ボウリング大会からディナーパーティーへ
当日は午後からボウリング大会、そのあとにディナーパーティーという二部立てのプログラムでした。パフォーマンスは乾杯・スピーチ・歓談のあと、表彰の直前という位置です。
- 16:00〜 ボウリング大会(受付・競技)
- 16:30〜17:00 パフォーマーのリハーサルゲストがボウリング中の時間に宴会場で実施
- 17:15〜 開場・ディナースタート、代表者スピーチ
- 17:40〜 歓談
- 18:00〜18:15 LEDパフォーマンス歓談で場が温まったタイミング
- 18:15〜 表彰(ボウリング大会ほか)
- 歓談・ビデオスピーチ・閉会
ゲストがボウリング会場にいる時間帯にリハーサルを入れられたため、宴会場を本番と同じ状態で30分使える段取りになっていました。パーティーの前に別プログラムがある構成は、演者側から見ると仕込みの時間を確保しやすい形です。
プログラム:3部構成、各3〜4分
15分の枠を、MCのトークを挟んだ3つの演目に分けました。
| 時間 | 演目 | 文字・ロゴ表示 |
|---|---|---|
| 18:00〜18:05 | 1. オープニング:グラフィックポイ+MC | イベントのキーメッセージ |
| 18:05〜18:10 | 2. LEDジャグリング(LEDブーゲン・LEDクラブほか)+MC | なし |
| 18:10〜18:15 | 3. クロージング:グラフィックポイ+MC | 締めの言葉・イベント名・ロゴ |
2番目の演目を「幻想的」から「盛り上がる」に差し替えた
最初にお送りした案では、2番目を光のポイでゆっくり見せる静かな演目にしていました。ただ、この日は歓談の直後で、お酒も入った懇親の場です。そこで静かな演目より盛り上がる内容を優先し、S字型の光る道具(LEDブーゲン)や投げる光のクラブを使ったLEDジャグリングに差し替えることを提案し、そのまま採用されました。
結果として、文字が出るグラフィックポイで始まり、文字のないジャグリングで一度テンポを変え、再びグラフィックポイで締める流れになりました。3名編成なので、ジャグリングのパートは複数の道具を同時に動かす見せ方ができます。
文字とロゴの出し方をどう設計したか
グラフィックポイは、回転する道具に仕込んだLEDで文字や画像を空中に浮かび上がらせる演目です。企業パーティーでは社名やメッセージを出したいという要望が多く、今回もそこが打ち合わせの中心でした。
読みやすいのは5文字以内
旅行会社のご担当者様から最初に聞かれたのが「投影できる最大文字数」でした。お伝えしたのは、読みやすいのは基本5文字以内、条件によっては7〜8文字程度まで一度に出せるという目安です。それ以上長い文言は、何回かに区切って順に出すことをおすすめしました。
もう一つお伝えしたのは、文字を流し続けると演目が冗長になるという点です。そのため文字が出るパートは各演目で1分程度とし、残りは光の動きそのものを見せる構成にしました。
キーメッセージを5つに区切り、最後に向けて長くする
主催者様からは、今回のイベントのキーメッセージである英語の2フレーズを出したいというご希望をいただきました。1フレーズがそのままでは長いため、単語や短い句ごとに5つに区切って、オープニングで順に表示しています。
主催者様側からも「最後に向かって徐々に盛り上がっていく方がよい」というご提案があり、オープニングは短い言葉、クロージングは締めの言葉とイベント名、そしてイベントロゴという順に、後半ほど情報量を増やす設計にしました。ロゴは細かいデザインだったため、事前にデータをいただいて表示できるかを確認しています。
代表:アイク文字は出せるだけ出すより、どこで出すかの方が大事です。オープニングで短い言葉を見せておくと、「この光で文字が出るんだ」という前提がお客様に入るので、最後のロゴがより伝わりやすくなります。
会場条件:品川プリンスホテル メインタワー宴会場
ホテル宴会場での出演を検討する方が一番気にされるのが、スペースと設備の条件です。今回の条件をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場の広さ | 330㎡(通常160名収容) |
| 天井高 | 4m |
| ステージ | 横6m×奥行2.4m×高さ20cm(スクリーン前に設置) |
| 客席 | 4名掛け円卓×16卓(64席)、卓間2m・ステージとの間隔2m |
| 音響・映像 | 会場後方にPA卓。スクリーン映像と音の切り替えは主催者側スタッフが操作 |
| リハーサル | 30分(ゲストのボウリング大会中) |
| 控室 | 2室(4名が入れる部屋がなかったため分けて手配) |
ポイは体の周りで回す道具なので横幅6mのステージなら3名が並んでも余裕があり、クラブを投げ上げるジャグリングも天井4mなら問題なく行えます。座席の間隔を広く取った着席レイアウトでも、ステージ上の光は会場の後方までそのまま届くため、席を立って移動してもらう必要はありませんでした。
- 天井高(クラブなど投げる道具を使う場合は特に)
- PA卓の操作を誰が担当するか(映像・音の切り替えと照明は担当が分かれることがある)
- MC用マイクの本数と種類
- 出演者とスタッフの人数分の控室
- リハーサルで宴会場を使える時間帯
取引先を招く懇親会で、光のショーが向いている理由
取引先を招く懇親・慰労会は、社内パーティーと違って内輪ネタが通じません。招待された側は複数の会社の社員さんで、主催企業との距離感もそれぞれです。
光のパフォーマンスは言葉の説明がなくても成立するので、誰が見ても同じように楽しめる余興です。さらにグラフィックポイなら、主催企業が伝えたいメッセージやイベントロゴを演目の中で見せられます。スピーチで言葉として伝えるのとは別の形で、その日のテーマを会場全員の記憶に残せる点が、取引先招待の場との相性のよさです。
よくある質問
- グラフィックポイで社名やメッセージは何文字まで出せますか?
読みやすいのは5文字以内です。条件によっては7〜8文字程度まで一度に表示できます。それより長い場合は、区切って順番に表示します。
- 企業ロゴも表示できますか?
できます。ロゴのデータを事前にいただき、細部まで表示できるかを確認したうえで演目に組み込みます。
- 15分の枠でも依頼できますか?
できます。今回は15分の枠を3つの演目(各3〜4分)とMCに分けて構成しました。
- 旅行会社やイベント会社経由での依頼にも対応していますか?
対応しています。今回も旅行会社のご担当者様を窓口に進め、主催者様への説明用にプログラム案と参考動画をお送りしました。
- 着席で席の移動がない会場でも成立しますか?
成立します。ステージ上だけで完結する構成なので、客席を回ったりゲストに移動してもらったりする必要はありません。
出演者について
パフォーマンスチーム PoiGraphicsは、LEDアートパフォーマー 池田 優輝(Ike)が率いる光のパフォーマンスチームです。企業パーティー・周年記念・ホテル宴会など、法人イベントでの出演を中心に活動しています。
- NHK紅白歌合戦出演(2015年・氷川きよし演出)
- 静岡世界大道芸ワールドカップ出場(2024年)
- 野村萬斎主演「能 狂言 鬼滅の刃 -継-」グラフィックポイ演出担当
- 出演300本以上(全国各地の施設・企業イベント・祭典)
社名やメッセージを入れた演出のご相談、ホテル宴会場での実施条件の確認など、企画段階からお気軽にお問い合わせください。

