グラフィックポイ演出・指導
| 開催日 | 2021年10月24日(日) |
|---|---|
| 会場 | 新宿ガルロチ(屋内) |
| 規模 | 全席指定55席+ライブ配信 |
| 演目 | グラフィックポイ(ビジュアルポイ)による祝福メッセージ・写真の表示 |
| 出演 | ざぶとん一座 4名(丸一仙翁社中・三増紋右衛門・瞳ナナ・チンドン好井) |
| 担当 | 演出・プログラミング・指導:PoiGraphics Ike |
| メディア | 日本テレビ系「news every.」で紹介 |
2021年10月24日、新宿ガルロチで開かれた「山田たかお芸能生活55周年記念ライブ」で、グラフィックポイ(ビジュアルポイ)の演出と指導を担当しました。ポイを持ったのは、山田さんが座長を務める演芸ユニット「ざぶとん一座」の4名です。江戸太神楽・江戸曲独楽・マジック・チンドンのプロが、ポイに初挑戦して祝福と感謝の文字を光らせました。この様子は日本テレビ系「news every.」でも取り上げられています。
周年の記念ライブやパーティで「プロのショーを見せる」のではなく「当事者がメッセージを届ける」演出を考えている方に向けて、依頼から本番までの流れをまとめます。周年イベント全般の演出の考え方は周年記念イベントの余興企画の決め方でも紹介しています。
芸能生活55周年を祝う、55席限定のライブ
山田たかおさんは1966年にデビューし、2021年に芸能生活55周年を迎えました。記念ライブのタイトルは「THANKS 55 GO!GO! FES!!」。55周年にちなんで、客席も全席指定の55席に限られていました。会場に来られない方のためにライブ配信も行われています。
ステージには、再結成したずうとるび、ざぶとん一座、そして多数のスペシャルゲストが出演しました。歌と演芸が続く構成の中で、グラフィックポイが担ったのは「55周年」「ありがとう」を文字で見せる場面です。
依頼の内容:一座の芸人がポイでメッセージを出す
最初のご相談は、公演のおよそ1か月前に主催者の方からお電話でいただきました。PoiGraphicsが舞台に立つのではなく、ざぶとん一座の出演者がポイを持ち、座長の節目を自分たちの手で祝う演出です。4名とも、それぞれの芸では第一線のプロですが、ポイを扱うのは初めてでした。
ご相談を受けて、まず次の2点を確認しました。
- 曲のどのタイミングでポイを出すか演出の尺と、光る瞬間の位置を決める
- どんな文字を出すかプログラミングする内容と量を決める
この2点が決まれば、プログラミングの作業量と、本番までに必要な練習の段取りが逆算できます。そこからレッスンの日程を組み、見積もりをお出ししました。
文字の設計:複数人で1つのメッセージを分担する
主催者の方からいただいた文言案には、55周年のお祝い、笑点の座布団運び39年、ずうとるびの活動、会場への感謝までが入っていました。当初は3人が横に並び、1つの文を区切って分担する想定です。左から順に読むと、一続きのメッセージになる構成でした。
ただ、複数のポイが同時に並ぶと、1人あたりの文字数や区切る位置で読みやすさが大きく変わります。観客は、並んだ光を左から右へ目で追いながら読むことになるからです。
そこで、主催者の方の言葉はそのまま生かしつつ、同時に表示したときに読みやすい形へ、こちらで組み替えました。あわせて、文字だけでなく写真も表示しています。いただいた写真データを確認し、ポイで表示しても本番で見える画像であることを事前に確かめました。
✓ 複数人でメッセージを分担するときのポイント
①伝えたい言葉は依頼者側で決め、見やすい区切り方はこちらで調整する
②写真はポイで表示できるかを事前にデータで確認する
③どの場面で出すか(曲とタイミング)を先に決めると、準備全体が組みやすい
準備:打ち合わせ1回と各自の練習で本番へ
4名とは事前に1回だけ打ち合わせを行いました。そのあとは各自で練習してもらい、そのまま本番に臨んでいます。
文字や写真はあらかじめポイにプログラミングしておくので、持つ人は表示する内容を覚える必要がありません。ポイが初めてでも、打ち合わせ1回と自主練習で本番に立てたのが今回の事例です。
「主役側が光で伝える」周年演出を考えている方へ
周年の場では、ゲストを楽しませるショーだけでなく、主役や仲間の側から来場者へ感謝を伝える場面が求められることがあります。グラフィックポイなら、話すのではなく、光の文字で「ありがとう」を届けられます。
- ポイを出す場面と使う曲
- 出したい文言(案の段階で構いません)
- 写真やロゴを表示したいかどうか
- ポイを持つ人数と、本番までに練習できる期間
もちろん、プロのパフォーマーが演じる形でのご依頼もお受けしています。周年イベントでの演出例は周年の節目別・余興演出ガイドにまとめています。
よくある質問
- ポイを触ったことがない人でも本番に出られますか?
-
今回の4名は、いずれもポイは初めてでした。事前の打ち合わせ1回と各自の練習で本番を迎えています。文字や写真はあらかじめポイにプログラミングしておくため、持つ人が内容を覚える必要はありません。
- 表示する文字はこちらで決められますか?
-
はい。文言はご依頼者様に決めていただき、見やすくなるように区切り方や配置をこちらで調整します。今回も主催者の方の案をもとに、並んで同時に表示したときに読みやすい形へ組み替えました。
- 写真やロゴも表示できますか?
-
表示できます。画像によって見え方が変わるため、データをお預かりして、本番で見えるかどうかを事前に確認します。
- 相談はいつ頃までにすればよいですか?
-
今回は本番のおよそ1か月前にご相談いただきました。出演者の方がポイを持つ形では、プログラミングと練習の期間が必要になるため、早めのご相談をおすすめします。
- NHK紅白歌合戦出演(2015年・氷川きよし演出)
- 静岡世界大道芸ワールドカップ出場(2024年)
- 野村萬斎主演「能 狂言 鬼滅の刃 -継-」グラフィックポイ演出担当
- 出演300本以上(全国各地の施設・企業イベント・祭典)

